大空へ向かって
チャイムが鳴り、ヤンキー組は、ゾロゾロと教室に帰っていった。
授業中も、ずっと栄助の事を考えていた。
無視されるより…笑顔で話しかけられる方が辛いの。
その笑顔に
申し訳無くて
でも癒されるんだ。
胸がチクリと痛んだり…
君の存在は、本当に本当に大きいと思った。
授業中ボーッとしてたら、前から紙飛行機が
飛んできた。
瑠理からの手紙だ。
『栄助と何かあった?』
そうかかれていた。
まだ瑠理にも…話してない。
栄助のクラスでは、噂になっているらしいけど
五組の噂が1組に回ってくるのは
遅くは無かった…