大空へ向かって
「恐い?辞めるから大丈夫。」
栄助はギュッと抱き締めてくれた。
麗美は首を横に振った。
「だっ大丈夫!!恐く無い...」
口では言えても
体は正直だ。
麗美は
まだ震えてる。
「強がんなくて良いから!!」
「本当だってば!!」
栄助はギュッっと手を握り麗美の首に口付けをした。
栄助は
痛がる麗美に
辞める?と何度も聞いてくる。
麗美は その度に首を横に振った。
二人は ゆっくりゆっくり1つになった。