大空へ向かって
第四章 新たな出発
また愛して良いですか?
―1ヶ月後
今日、栄助と話そう…。
栄助と1ヶ月離れていてきづいた。
麗美には、栄助が必要なんだ…。
授業中、栄助にメールした。
メール送信 栄助
「もう一度、話したい。放課後、屋上に来て!!」
メール受信 栄助
「分かった。俺も、話したい事がある。」
―放課後
授業が終わってすぐ、屋上へと向かった。
屋上に入る前、足を止め、手ぐしで髪を整えた。
大きく深呼吸をして、屋上へと足を踏み入れた。
そこには、麗美の愛しい人の姿。
栄助…。
今直ぐにでも、抱きつきたいよ…。
栄助と目が合う。
「麗美、おっせぇよ!!!!!!!!!」
当たり前のように、麗美って呼んでくれてるのが嬉しい。
「ごめんね。先生の話長くて…。」