大空へ向かって
第七章 恋花
相合傘〜願いを込めて〜
栄助だ――!!!!
「栄助!おはよ♪♪」
マジで似合いすぎ―!!!!
学ラン ヤバス…。
「おはよ♪寒みぃなぁ!!!!!!まだ10月なのに!」
その年は 夏は凄く暑く、冬は凄く寒い。
最悪!!!!!
似合いすぎだよ…。
まともに栄助の顔が見れない…。
「麗美、顔真っ赤!!!!」
栄助は自転車を止めて、自分の額を麗美の額に当てた。
ちょ…。
顔近すぎ!!!!!