大空へ向かって


麗美と栄助は、教室が遠い。

だから、待ち合わせをしてない限り、学校内で会うことは 全然無い。





栄助の手のぬくもりが残ったまま、教室に入る。



いつものように、アメリと話し、いつものように授業を受けながら、友達と手紙回しをする。




そう、何気無い 平凡な毎日。


麗美は 平凡が一番の幸せ何だと思う。



でも、平凡な日々は、積み木のように、崩れていく。


何でかな??
< 53 / 225 >

この作品をシェア

pagetop