大空へ向かって


麗美は その場にうずくまって泣いた。






怒りと悲しみ…




どっちが勝っていたのかは、わからない…。





でも、涙が止まらなかった。




アメリも 栄助も大好き何だよ…??




もう、限界…。






でも、怒りがおさまらない…。





バシッ



気づけば、手が勝手に動いて、栄助をひっぱたいていた。





「最低…。」



麗美は 走って屋上から出た。





最低だよ…。




アメリも…。


栄助も…。






「麗美!?!?」




顔を上げたら、小坂君だった。
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