ボーイズロード ―second season―
「賢太くん、どんなメール送ってんのさ」
俺は携帯の送信ボックスを表示して見せると、琢はそれを読み上げた。
「4月15日:お疲れ、明日も頑張れよ、おやすみ
4月14日:お疲れ、俺もそう思うわ、じゃあおやすみ
4月13日:お疲れ、わかった、おやすみ
……これはあおちゃん怒るわ。
ほら、絵文字だって少ないじゃん。
笑顔のやつと眠りマークしか使ってないでしょ」
絵文字のことは前に蒼にもそうやって言われたから、これでも増やしたほうだった。
「俺もメールは苦手なほうだからわかるんだけど、女子ってすごくメールにこだわるからね。
とりあえず今月の記念日メールは賢太くんから送ってみたら?
それだけですごく喜んでくれると思うよ」
俺は携帯の送信ボックスを表示して見せると、琢はそれを読み上げた。
「4月15日:お疲れ、明日も頑張れよ、おやすみ
4月14日:お疲れ、俺もそう思うわ、じゃあおやすみ
4月13日:お疲れ、わかった、おやすみ
……これはあおちゃん怒るわ。
ほら、絵文字だって少ないじゃん。
笑顔のやつと眠りマークしか使ってないでしょ」
絵文字のことは前に蒼にもそうやって言われたから、これでも増やしたほうだった。
「俺もメールは苦手なほうだからわかるんだけど、女子ってすごくメールにこだわるからね。
とりあえず今月の記念日メールは賢太くんから送ってみたら?
それだけですごく喜んでくれると思うよ」