ボーイズロード ―second season―
「いらっしゃいませ……おう、若」
「来たよニーナ、席取っといてくれてありがとね」
よっしゃ!来てるじゃん、あのイイ女!
若は生徒会長と、副会長のイイ女と三人で来店していた。
「ねえニーナ、お友達価格で安くしてよ」
「だったら水曜日に来い」
「先輩、紹介しますね。これはニーナです」
おいおい、その小学生みたいな紹介の仕方はなんなんだよ。
「お前、下の名前もちゃんと紹介しろよ」
「え、ニーナ、下の名前なんてあったの?」
「ああ、なかったかもな。若と一緒だ」
「うるさい、さっさと注文とってよ」
そんな俺らのやりとりを聞いていたイイ女が、これまた上品に笑っていた。
「なんか二人、お笑い向いてるよ。テンポがいいね」
「えー、勘弁してくださいよ、修香さん」
へえ、修香さんっていうんだ。
しばらく恋愛できないようなら、この人でも落としてみよっかな。
「来たよニーナ、席取っといてくれてありがとね」
よっしゃ!来てるじゃん、あのイイ女!
若は生徒会長と、副会長のイイ女と三人で来店していた。
「ねえニーナ、お友達価格で安くしてよ」
「だったら水曜日に来い」
「先輩、紹介しますね。これはニーナです」
おいおい、その小学生みたいな紹介の仕方はなんなんだよ。
「お前、下の名前もちゃんと紹介しろよ」
「え、ニーナ、下の名前なんてあったの?」
「ああ、なかったかもな。若と一緒だ」
「うるさい、さっさと注文とってよ」
そんな俺らのやりとりを聞いていたイイ女が、これまた上品に笑っていた。
「なんか二人、お笑い向いてるよ。テンポがいいね」
「えー、勘弁してくださいよ、修香さん」
へえ、修香さんっていうんだ。
しばらく恋愛できないようなら、この人でも落としてみよっかな。