太陽と月
「いや、君だからちょっかい
だしたいんじゃん!
興味ないなんて言われたの初めてだし!
ていうか名前なんて言うの?」
笑顔で言ってくる彼を
突き放すに突き放せなかった。
「西山小春。昨日失礼な事言ったのは
申し訳ないと思ってる。
でも本当無駄に絡まないで。」
男子と関わりたくなかった小春は
冷静に言い放った。
ただでさえ女子からの目線が痛い中で
この男と会話するのですら苦痛だった。
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