モテてしまう俺



それから、パフェを食べ終えた俺達は、涼也達と中瀬達と合流し、再びこのメンバーで文化祭を楽しんでいた。



時には、他校から逆ナンがあったりしたが、藤本達が追い払ってくれていたので、何とか助かってはいたが


坂田は、何も感じないのか、普通にいつも通りだった。



坂田の前で逆ナンされるのは嫌な気持ちになるだけで、こんな所は見られたくなかった…。




「中庭の会場でライブがあるらしいよ〜」


壁に貼ってあったチラシを見て、前田が言った。



「ひまだし、行こかっ!!」


「「さんせーい♪♪」」



何で皆は元気満々なのかわからなかった俺の足は疲れていてもう、パンパンだった。




年をとったなー…。



苦笑いしながらふと思ってしまった。
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