モテてしまう俺



坂田はビックリしていて、俺を目を大きく見開けていた。


口がポカーンと開いていた。



顔が熱かった。
たぶん、顔はタコみたいに真っ赤だろうな…。


だが、そんな事は告白した俺には関係なかった。


今の俺は坂田の返事を待っていた。




坂田は未だにポカーンと
俺を見ていた。



「おい?」


あまりにも、固まっている坂田の肩を揺らしたら、我にかえったの様に、目をパチクリと動かし、俺をまた見つめた。
< 57 / 61 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop