モテてしまう俺



「今のは?……何?」


おいっ!
俺は1人坂田に突っ込みを入れた。


どんだけ天然だよ



「そのまんまだろ…?」


呆れた様に俺は答えてやった。



「告白なん…?」


改めて聞いてきた。



俺は首を縦に振った。



「まぢ……」


坂田は、俺を見つめた。



「返事は…?」


寂しそうに
ドキドキしながら聞いた。


もうだめだ…
これ以上ドキドキしてたら心臓がぶっ壊れてしまう。


もう、目を閉じて返事を待つ事にした。



すると、かすかに
聞こえた声に、ハッと目を見開けた。



さっき確かに聞こえた。




「私も実は好きだよ」
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