あたしのオキテ-切なくて、でも忘れられない
湊くんは、突然、言った。
ねえ、キスしたい
あたしは、無言でうつむいた。
湊くんは、言った。
顔、あげて
あたしは、ゆっくりと顔を上げて、湊くんを見た。
湊くんは、真っ赤な顔をしていた。
それから、湊くんは片手をあたしの肩にまわして、恋人同士のキスをした。湊くんと同じ、優しいキス。
あたしは、小さな声で、ありがとう、とつぶやいた。
丁度、昼休みが終わった。あたしたちは座っていたベンチを後にした。手をつないで。
ねえ、キスしたい
あたしは、無言でうつむいた。
湊くんは、言った。
顔、あげて
あたしは、ゆっくりと顔を上げて、湊くんを見た。
湊くんは、真っ赤な顔をしていた。
それから、湊くんは片手をあたしの肩にまわして、恋人同士のキスをした。湊くんと同じ、優しいキス。
あたしは、小さな声で、ありがとう、とつぶやいた。
丁度、昼休みが終わった。あたしたちは座っていたベンチを後にした。手をつないで。