拝啓、大好きな君へ。〜最期に伝えたいこと〜
〜龍二side〜



俺は、尾崎 龍二。 実は大手株式会社の跡取り息子。


俺には、好きな女がいる。



今まで、俺の欲しいものは全て手に入った。



使用人が、何でもしてくれた。



だけど、あの女は手に入らねぇ。



・・気にいらないな。




 
俺は、ソイツに偶然を装って軽くアタック?してみたわけ。



そしたら、

「っっ・・・!!!」


ソイツは痛みに顔を歪め、心臓を抑えてうずくまった。


「あ〜、わりぃわりぃ〜」


俺は、軽く謝りながら、心の中ではうろたえていた。


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