拝啓、大好きな君へ。〜最期に伝えたいこと〜


「・・・な!せな!」


ハッと我にかえると、クラス中の人たちが私のことを見ていた。


「渡瀬さん、寝るのか起きるのかどっちかにしましょう、目が半開きでしたよ。」


先生の言葉に、クラスのみんなが笑い出す。




「すっ、すいませーん!」




やってしまったー・・・。新学期早々恥ずかしいよー・・・。


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