Night LOVE


「愛理。大丈夫?
臭いもんね。ここ。屋上行こっか。」



彩ちゃんは、鼻を押さえながら
座っている私を立ち上がらせて屋上まで
連れて行った。



「次の授業サボっちゃおっか。愛理。」


「うん。そうしよ。」





屋上の扉の前まで来た時、



そういえば、



「屋上って立ち入り禁止でしょ。鍵もかかってるし、どうやってはいるのよ。」

< 11 / 34 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop