Night LOVE


「川瀬 騎士。宜しく。」


キャー。
キャー。キャー。


大きくなった歓声。



彼がこちらを向く。


一瞬、彼と目が合う。


その漆黒の目に引き込まれそうになった。


つんつん。


私の右隣に座っている彩ちゃんが、腕をつついていた。


「どうしたの?
彩ちゃん?」
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