現場系男子にご用心!?【長編改訂版】
「さあ、これで本当に俺の妻になったわけだよ、里緒奈さん。これからも、末永くよろしく」
「こちらこそ、何卒見捨てないでくださいまし。もしもタイで見放されたら、私異国の地で一人では生きていけない……」
「あはは、大丈夫。見捨てるどころか、嫌って言われても離さないよ?」
岡田さん……いや、和宏くんはそう言うと、私の前に手を出す。
私はその手の上に自分の手を乗せて、そしてお互い強く握った。
この先がどうなっているかなんて、なにもわからないけど。
それでも、この人と一緒ならきっとどんなことがあっても乗り越えられるよね?
「和宏くん、大好きだよ」
「俺も。里緒奈が大好きだ」
そう言って、お互い笑い合った。
その笑みがずっと二人の間から消えませんように。
ずっとずっと好きでいられますように。
そう心の中で願いながら。
―――私達は、まだ見ぬ未来へと歩き出した。
「こちらこそ、何卒見捨てないでくださいまし。もしもタイで見放されたら、私異国の地で一人では生きていけない……」
「あはは、大丈夫。見捨てるどころか、嫌って言われても離さないよ?」
岡田さん……いや、和宏くんはそう言うと、私の前に手を出す。
私はその手の上に自分の手を乗せて、そしてお互い強く握った。
この先がどうなっているかなんて、なにもわからないけど。
それでも、この人と一緒ならきっとどんなことがあっても乗り越えられるよね?
「和宏くん、大好きだよ」
「俺も。里緒奈が大好きだ」
そう言って、お互い笑い合った。
その笑みがずっと二人の間から消えませんように。
ずっとずっと好きでいられますように。
そう心の中で願いながら。
―――私達は、まだ見ぬ未来へと歩き出した。