現場系男子にご用心!?【長編改訂版】
い、一緒に住む?
たまに泊まるとかじゃなくて、ずっと?
それって、つまり……。
「ど、同棲ってこと……?」
「そうだよ。それ以外になにがあるのさ。ほら、今だと仕事のときはあまり会えないだろ?一緒に住めば先に寝てても会えないよりはいいと思うし、ちょっとでも一緒の時間を過ごせるじゃん?」
いや、そりゃまあ、そうなんだけど……。
でも、もういきなり同棲って……。
本当にいきなりで、どう反応したらいいかわからなかった。
たしかに会えない日は寂しい。
会ってこうやって、たまに岡田さんの家に泊まったりして、一緒にいることは嫌じゃないし、むしろ居心地がいいとは思うけど……。
「で、でもまだ、私たち付き合ってまだそんなに日が経ってないんだよ?……同棲は早くない?」
そう。
まだ付き合って間もないふたりだ。
もう少しお互いを知って、ゆったりと進めて行ってもいいような気がするんだけど。
でも、岡田さんの考えはそうではなかった。
「そう?好きなら、別に期間とか関係ないような気がするけどな。俺のマンションなら、里緒奈の職場へ通うのも無理な距離じゃないし、幸い部屋も広い。なにも問題ないと思うんだけど」
「それは……そうだけど……」
「言っとくけど、俺、この先のことも真剣に考えてるからね。出来れば来年の春には一緒になれればいいなと思ってるよ。里緒奈さえ良ければ、今すぐにだっていいくらいなんだ」
「え……?」
その話のタイミングで、車が動き出す。
岡田さんは真剣な表情で、前を見据えている。
そ、それって。
たまに泊まるとかじゃなくて、ずっと?
それって、つまり……。
「ど、同棲ってこと……?」
「そうだよ。それ以外になにがあるのさ。ほら、今だと仕事のときはあまり会えないだろ?一緒に住めば先に寝てても会えないよりはいいと思うし、ちょっとでも一緒の時間を過ごせるじゃん?」
いや、そりゃまあ、そうなんだけど……。
でも、もういきなり同棲って……。
本当にいきなりで、どう反応したらいいかわからなかった。
たしかに会えない日は寂しい。
会ってこうやって、たまに岡田さんの家に泊まったりして、一緒にいることは嫌じゃないし、むしろ居心地がいいとは思うけど……。
「で、でもまだ、私たち付き合ってまだそんなに日が経ってないんだよ?……同棲は早くない?」
そう。
まだ付き合って間もないふたりだ。
もう少しお互いを知って、ゆったりと進めて行ってもいいような気がするんだけど。
でも、岡田さんの考えはそうではなかった。
「そう?好きなら、別に期間とか関係ないような気がするけどな。俺のマンションなら、里緒奈の職場へ通うのも無理な距離じゃないし、幸い部屋も広い。なにも問題ないと思うんだけど」
「それは……そうだけど……」
「言っとくけど、俺、この先のことも真剣に考えてるからね。出来れば来年の春には一緒になれればいいなと思ってるよ。里緒奈さえ良ければ、今すぐにだっていいくらいなんだ」
「え……?」
その話のタイミングで、車が動き出す。
岡田さんは真剣な表情で、前を見据えている。
そ、それって。