先生と…。短編
5時間目

告白のとき

すべての授業が終わり、放課後になった。

私は付箋に書いてあったように空き教室に向かった。

着いた。

そこには翔太先生が待っていた。

「理愛ちゃん、来てくれたんだね…笑」

「…はい。」

「付箋にもあったように、俺、理愛ちゃんに一目惚れした。」

「…」

「もし良かったら、俺と付き合って欲しい…。俺は大学生で、理愛ちゃんは中学生という事はわかっている上で。」

「はい。私でいいなら…。」

私は無意識に返事をしていた。

「本当に!?」

「はい笑」

先生はびっくりしたように聞き返して来た。

そんな先生が無邪気で可愛く見えた。

私はこれからどうなるかという不安と恐怖も感じた。


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