ヤンキーパパと泣き虫ママ♪

・梓SIDE

でかい扉がゆっくり開く…





あたしはこの日をどれだけ楽しみにしてたものか…


大好きなパパと大好きな弘毅の元へと歩いていく…





「パパスキ」


小さな声で呟いた言葉…


でも、これしか言えないよ…



ここで泣いたらお化粧がとれちゃうからね!!





弘毅の腕へと手を回す…



「梓綺麗だよ…」

さっきパパに言ったのに、弘毅に返された…





ちょっとつまずいちゃったじゃんか!!




それを見て笑う弘毅…


どんだけSだよ…






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