ヤンキーパパと泣き虫ママ♪
今日から仕事が始まる…


行きたくねぇ…



愛美と離れたくねぇ…


はぁ…




「弘毅行ってらっしゃ〜い♪パパバイバ〜イ」

梓がそう言って、愛美の小さい手を取り、横にふる。


「行ってきます…愛美ばいばい」




はぁ…








「はよございます…」

挨拶をして中に入る。


「おぉ弘毅。子供はどうだ?梓ちゃんは大丈夫なのか?」


この会社の社長さんこと、浅原のおっちゃんが俺にしゃべりかける。



「もぅ可愛いっすよ♪梓も大丈夫っす」


俺は、梓と愛美の話しになると、テンションが上がる。




「今度お前ん家行くからな♪愛美ちゃん見せろよ〜」


手をふりながら、かっこよく去っていった、浅原のおっちゃん。



ふぅ…仕事始めよう…




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