ダントツ!!16番人気の翔馬くん extraステージ
『関谷…このこと、大和には…』


『もちろん報告。』


『やっぱり…』


俺は勝ち誇ったように笑う関谷を横目にガクっと肩を落とした。


あぁ…叱られる。


今晩は説教…って、ちょっと待てよ。


俺はパッと顔をあげると、唇に人差し指を当てた。


そういやぁ、今日は如月が家に来るんだっけ?


ってことは説教は無し…


よしっ!!


俺はニコっと笑みを零しながら小さくガッツポーズした。


がっ、そんな俺の反応に何かを悟ったのか、関谷はニヤっと意味深な笑みを浮かべると俺の肩をポンっと叩いた。

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