ダントツ!!16番人気の翔馬くん extraステージ
アイツ…


余計なことばっかり言いやがって…


俺はタオルケットを抱きしめながら、ボフっと顔を埋めた。


西野以外に誰が知ってんのか知らねぇけど…


あぁ…恥ずかしい。


っていうか、俺のイメージがぁ~


俺はタオルケットに顔を擦り付けるように、ブンブン頭を振った。


もうダメだ…


俺…明日から学校来れないかも…


『くっ…ふふっ…』


ん?


突然の笑い声に、俺はパッと顔を上げた。


『に、西野?』


すると西野はベッドに仰向けに寝転がりながら腹を抱えていて…


『えっと…』


俺はそんな西野を見つめながら苦笑いを浮かべた。

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