俺の半径3メートル以内に近寄るな。 【完】
柊くんなら助けないっていうか、なんていうか。
もし私を見つけたのなら誰か呼んでこればいいのに、あんな危険な場所にきて、わざわざ私を担いで助けてくれるなんて、本人の口から聞かないと信じられなかった。
「どうして、だと?お前、ほんっとに馬鹿だな」
「え?ばっ、ばか!?」
「一人であんな危ない場所探すなんて馬鹿だろ。お前、俺が見つけてなかったら、本当に死んでたかもしれねーんだぞ」
珍しく柊くんは怒っているように感じた。
いつもは不機嫌とかだるそうにしてるけど、今はいつになく真剣だった。
「だっ、だって…どうしてもスタンプの紙、見つけたかったもん」
結局見つからなかったけど…
「そんなたかが紙切れになんの意味があんの?」
もし私を見つけたのなら誰か呼んでこればいいのに、あんな危険な場所にきて、わざわざ私を担いで助けてくれるなんて、本人の口から聞かないと信じられなかった。
「どうして、だと?お前、ほんっとに馬鹿だな」
「え?ばっ、ばか!?」
「一人であんな危ない場所探すなんて馬鹿だろ。お前、俺が見つけてなかったら、本当に死んでたかもしれねーんだぞ」
珍しく柊くんは怒っているように感じた。
いつもは不機嫌とかだるそうにしてるけど、今はいつになく真剣だった。
「だっ、だって…どうしてもスタンプの紙、見つけたかったもん」
結局見つからなかったけど…
「そんなたかが紙切れになんの意味があんの?」