俺の半径3メートル以内に近寄るな。 【完】
「たかが紙切れ…?違う!あの紙にはみんなの思い出が沢山詰まってるの!あの紙を落として安藤くんはすごく辛そうだった。あのままじゃ、せっかくのいい思い出が嫌な思い出になっちゃう。私は今回の遠足を嫌な思い出にしてほしくなかった。だからあの紙を探しに行ったの!たかが紙切れなんて言わないでっ」
やばっつい勢い余って強く言いすぎちゃった…
言いすぎたことに反省していると、柊くんはポッケから何か取り出した。
「だったらこの紙切れ、安藤に渡せ」
「え?これって…」
そこには私たちのスタンプ紙があったのだ。
えっ、なんで?どうして柊くんがこれを!?
「お前が落ちた場所の近くにあったから、ついでに拾っただけだから」
嘘っ…どうしよう…すっごく嬉しい…!
よかった…本当に、よかった。
やばっつい勢い余って強く言いすぎちゃった…
言いすぎたことに反省していると、柊くんはポッケから何か取り出した。
「だったらこの紙切れ、安藤に渡せ」
「え?これって…」
そこには私たちのスタンプ紙があったのだ。
えっ、なんで?どうして柊くんがこれを!?
「お前が落ちた場所の近くにあったから、ついでに拾っただけだから」
嘘っ…どうしよう…すっごく嬉しい…!
よかった…本当に、よかった。