俺の半径3メートル以内に近寄るな。 【完】
別にこいつが名前で呼ぼうが俺には関係ないことじゃねーか。




あー、なのになんでこんなにイライラすんだよ…




「柊くん?」




すると突然、目の前にこいつが現れた。




「うおっびっくりした」




いきなり目の前に現れんなよ。
…しかも見上げてくんな。




「だって柊くんってば人の話聞いてないし、なんかぼーっとしてるみたいだったから」




「お前には関係ないだろ」




そう言って俺は見上げるこいつのおでこにデコピンを食らわせた。




「いたっ!ちょ、なにすんのよ~!」
< 221 / 331 >

この作品をシェア

pagetop