俺の半径3メートル以内に近寄るな。 【完】
涼太くんにブレスレットを渡すと、真剣な様子でそれを眺めていた。




そしてにこっと笑顔をみせた。




「うんっこれ可愛いと思う!あいつもこういうの好きだし、喜ぶと思う!これにするよ、ありがとう花っ」




よかった~
これなら私も自信持って渡すことができるよっ




ほっと安堵の息を吐いた。




「お会計してくるからここで待ってて」




そう言われ私は店の外で涼太くんが戻ってくるのを待った。




「おまたせ。ねぇ、お腹空いてない?せっかくだからどっかでご飯食べていこうよ」




「いいね!私もちょうどお腹空いたって思ってたんだよね~」




私たちはショッピングモール内にある、こじゃれたカフェへと入って昼食をとることにした。
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