俺の半径3メートル以内に近寄るな。 【完】
「…別に、そんなことねーよ」




柊くんは何事もなかったように作業を再開したのだった。




どうしたんだろう?
いつもの柊くんじゃないみたい…




って、私もやることやらないと!




今起きた出来事を忘れるように作業に意識を集中させようとした。




しかし…




……集中できるわけないでしょ~!




あーもう、ばかばかばか!




柊くんのせいなんだから!!




柊くんがあんなに私に近づいてくるから、おかげで柊くんのドアップの顔が頭から離れなくなっちゃったじゃんっ!
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