俺の半径3メートル以内に近寄るな。 【完】
「花…」




涼太くんは優しいよね…

今だって興味ない私なんかの話をこんな真剣に聞いてくれてさ。




ほんと、優しい人だよ。




「涼太くん…話聞いてくれてありがとう」




涙を拭い涼太くんの方へと向いた。




すると…




「へっ?」




「花…!」




突然涼太くんに肩を引き寄せられ、そのまま抱きしめられたのだった。




「りょ、涼太くんんんん!?」
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