俺の半径3メートル以内に近寄るな。 【完】
「うん、行っておいで!花なら大丈夫」




「うんっほんとにありがと!またね!」




私は涼太くんに頭を深く下げると、中庭を立ち去った。




柊くんに早く会いたいっ




会ってちゃんと伝えたいっ




いつまでも怯えてる場合じゃないよね。




やっぱ涼太くんはいい人だよ、本当に。




私は強い決意を胸に、柊くんに会いに学校を飛び出したのだった。
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