俺の半径3メートル以内に近寄るな。 【完】
気持ちよさそうに寝ちゃって…!

きっとそのうち天罰当たるわよ!




そんなことを心で思っていると、次の瞬間偶然なのか天罰が下ったのだった。




「学級委員の男は~……あ」




先生がクラスへ視線を向けていると、気持ちよさそうに眠る彼のところで明らかに目が止まったのだ。




あっ…これは、やばい。




「よしっもう一人は柊悠翔で決まりだな」




先生は満面の笑みでそう言うと、黒板に柊悠翔と名前を書きだしたのだった。




「えっ先生ちょっと待ってください!」




私はそこですかさず制止に入った。




これはまずい…

非情にまずいよ…!




「なんだ水沢?」
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