俺の半径3メートル以内に近寄るな。 【完】
「柊くんっ!!」
後ろ姿を追いかけ、大きな声で叫んでいた。
そんな私の声に驚いたのか、一度肩をビクつかせると、振り返ったのだった。
そして私の姿を確認すると、再び歩き出そうとしていた。
「あっちょっと待って!」
急いで柊くんのもとへと駆け寄り、目の前に立ちふさがった。
「…なに」
柊くん…やっぱ怒ってるよね。
低く冷たい声色からそれがよく伝わった。
それに目も合わせてくれない。
でも…大丈夫、私なら言える。落ち着いて。
後ろ姿を追いかけ、大きな声で叫んでいた。
そんな私の声に驚いたのか、一度肩をビクつかせると、振り返ったのだった。
そして私の姿を確認すると、再び歩き出そうとしていた。
「あっちょっと待って!」
急いで柊くんのもとへと駆け寄り、目の前に立ちふさがった。
「…なに」
柊くん…やっぱ怒ってるよね。
低く冷たい声色からそれがよく伝わった。
それに目も合わせてくれない。
でも…大丈夫、私なら言える。落ち着いて。