弱虫総長と七人の護衛
Q「今から君のカウンセリングを始める訳なんだけど、最初に言っておくと、これはあくまで形だから。君自身は近所のお兄さんと話すって感覚で喋ってもらって良いからね」
A「……あなたのその年でお兄さんって言うのは気が引けます」
Q「へっ!?……失礼だなぁ。僕まだ二十六なんだけど?」
A「遥人さん、で良いですか?」
Q「むぅぅ…………仕方ない、君が名前で呼びたいってんなら許可します」
A「はは、ありがと、遥人さん」
Q「いえいえ~。じゃあ早速質問していくね?君は、尊敬してる人っている?」
A「はい、勿論」
Q「それは良かった!理想のある中学生ほど輝いてる人はいないよね。で、それは誰?」
A「太宰治です」
Q「うん、それはまた渋いね。文豪か。実に君らしいと思うよ」
A「……あなたのその年でお兄さんって言うのは気が引けます」
Q「へっ!?……失礼だなぁ。僕まだ二十六なんだけど?」
A「遥人さん、で良いですか?」
Q「むぅぅ…………仕方ない、君が名前で呼びたいってんなら許可します」
A「はは、ありがと、遥人さん」
Q「いえいえ~。じゃあ早速質問していくね?君は、尊敬してる人っている?」
A「はい、勿論」
Q「それは良かった!理想のある中学生ほど輝いてる人はいないよね。で、それは誰?」
A「太宰治です」
Q「うん、それはまた渋いね。文豪か。実に君らしいと思うよ」