水玉模様
「オマエ悠にホレるなって言っただろ。瀬口に悠はもったいねぇっつーの。ガン見してんなって。」

「うるさいな~ッ、充也はあたしの何なのよ⁈」

「親友じゃん?」

ニカッと笑ってVサインをする充也。

『だっせー!』

あたしと篠田くんの、言葉が被った…。

そうして…、

『あはははっ!』

2人で大爆笑!

「もぉ親友なんて言ってやんねー…。」

1人切なそうな、充也。

「やべー、涙出てきた。」

「篠田くん笑いすぎだよ!」

篠田くんは涙を拭きながら、まだ笑っていた…。

涙―――…。


涙……。

もしかして…。


泣いてたの…かな。

でも、なんで?

なんで…??

成績悪かったのかな…。

まさか、そんな事くらいで泣かないよね。

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