水玉模様
でも、この時のあたしは、そこまで気に留めていなかった…。
気にしても仕方ないくらいにしか、思っていなかった。
月の満ち欠けみたいなモノだ、と。
篠田くんとの出会い…。
思っていたよりも印象深く、あたしの中にハッキリとその存在を刻んだ。
そして新学期―――あたしは2年4組で、充也は2組になった。
あたしと同中だったあやねも、4組になった。
そして、篠田くんも―――4組…。
あやねとはずっと仲良しだから、単純に嬉しかった。
充也は、あたしと篠田くんが同じクラスになった事を、羨ましがってたっけ…。
今では”教科書忘れた時にちょうどいい”なんて言ってるけど。
篠田くんは、というと…。
「おはよ。」
って、それだけを…あの柔らかな笑顔で言ってくれた。
篠田くんが結構モテるという情報は、あやねから。
1年の時、あやねの友達が何人か告ってるらしい…。
そして…。
2年になってからも、充也と3人でふざけ合ったり、篠田くんとは結構話すようになった…。
気にしても仕方ないくらいにしか、思っていなかった。
月の満ち欠けみたいなモノだ、と。
篠田くんとの出会い…。
思っていたよりも印象深く、あたしの中にハッキリとその存在を刻んだ。
そして新学期―――あたしは2年4組で、充也は2組になった。
あたしと同中だったあやねも、4組になった。
そして、篠田くんも―――4組…。
あやねとはずっと仲良しだから、単純に嬉しかった。
充也は、あたしと篠田くんが同じクラスになった事を、羨ましがってたっけ…。
今では”教科書忘れた時にちょうどいい”なんて言ってるけど。
篠田くんは、というと…。
「おはよ。」
って、それだけを…あの柔らかな笑顔で言ってくれた。
篠田くんが結構モテるという情報は、あやねから。
1年の時、あやねの友達が何人か告ってるらしい…。
そして…。
2年になってからも、充也と3人でふざけ合ったり、篠田くんとは結構話すようになった…。