吐磨き《番外編連載中》
(フン。男子に媚ばっか売ってるから)

あたしはそんなスコアッシュを無視して、真由美たちに続いた。

真由美たちとの会話はめちゃくちゃ盛り上がった。

やがて、5時間目の開始の予鈴が鳴った。

「じゃあ、あたしら行くね〜!
...先生には、清羽たちは具合が悪いって伝えておくね」

「ありがと、真由美!」

絶対サボリだと先生にはバレるだろうけど、あたしたちはこの学校の不良だから、先生も見て見ぬふりをするだろうし。

「さぁて、どうしようか,スコアッシュ」

あたしはそう呟くと、ニタリといやらしく笑った。

「フツーにいじめない?」
と紗奈子。

「そうだね。あ、うちタバコあるよ」
と泰子。


タバコかあ。いいね。

「いいもん持ってるね、泰子ナイス!
...それを、スコアッシュの机に入れよう」

そしたらいきなり停学だよね〜。男子も幻滅するっしょ。ウンウン。

そしてあたしたちは、スコアッシュの机にタバコを入れた。
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