君はこんなにも綺麗だ 後編 〜背中〜
彼が大分落ち着き

「ありがとう。えっと、名前は...」

彼は私にそう尋ねた

「また、もし逢えたら、その時に教えるよ...。」

そう言ってその場を去った

出来もしない約束だと思ってた

生きる希望を失いたく無くて、咄嗟に吐いた嘘。

この約束が本当に成るなんて今は、まだ知らなかったんだー。
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