二度目は誠実に
与えられる刺激に誠実さを感じて、共に幸せを感じた。

二人が1つになったとき……


「沙弓、幸せ……」


「私も……」


同じ想いが重なり、幸せな絶頂を得た。


翌朝、目が覚めた拓人は沙弓の体温を確認した。拓人の横で丸くなって寝ている。昨日の朝、家を出るときはこんな朝が迎えられるとまでは思っていなった。

もちろん自分の気持ちは伝えるつもりだったけど、返事はまた保留になると思っていた。

期待以上のことが起こり、幸せな朝となった。

沙弓の髪を優しく撫でて、昨夜何度とキスした唇にそっと口づけた。

優しく温かい感触に沙弓は目を開ける。


「沙弓、おはよう」


「あ……おはよう」


朝の日射しが差し込む部屋で、二人はもう一度キスをした。


ーENDー
< 95 / 100 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop