そんな僕でも愛してほしい。〜拾われた彼らとの運命〜
この手紙はさっき私、
ー杉原 光(Sugihara Hikari)
が仕事に行く際に朝起きて、ポストを見てみると入っていたダンボール。
急いでいた足はその荷物によって止められ、リビングに戻らせた。
それは最小サイズのダンボールに[速達]の文字があり開けてみると、白い包みに入った蒼く光り輝く指輪と手紙が入っていた。
お姉ちゃんらしい字で書いてあった、
運命の指輪
のことについて、私は一度も知らされていなかったもの。最初見たときは、とにかく綺麗としか感じなかった。
「なんなんだろ… これ。とりあえずお母さんに聞いてみる… ?」
お姉ちゃんとお揃いで買ったスマホで、お母さんに連絡することにした。