ワンコ彼氏に御用心!
「え?勉強なら俺が教えるよ?」

そういう問題じゃないって・・・。

「いいじゃん、あんな危ない家に帰すより、一生此処にいた方が安全だから。ね?」

いやいやいや。いみわかんない。

「そんなに嫌がらないでよ。梨緒のためならなんでも用意するから、いいでしょ?」

「私はやりたいことがあるの。だから、ここで生活するわけにはいかないの!」

私はリクを突き飛ばして、部屋を出て行こうとした。

しかし、リクに鎖を引っ張られ、おもいっきり転ぶ。

「う・・・ぅぅ。」

顔面強打は痛いよリク・・・。
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