p&f.

#4

気付いたらユリの顔が目の前にあって、
俺はユリにキスしていた。

拒否するでもなく
そのまま受け入れるユリをいいことに
俺はそのままキスをし続けた。

時折漏れるユリの声が
色っぽくて俺は身体に電気が走るような感覚に
おちいった。

『嫌がんねーの?』
『べつに。』

ユリはそういうと笑い
部屋へ入っていった。

それを追うように部屋へ俺も戻る。
リビングに戻っても2人きり。

どこへ行っても
2人きりなんじゃないかと思った。

2人で居たいとなぜか思った。
けど俺もユリもきっと
恋愛感情はない。
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