p&f.
2階に降りると部屋にコーヒーの
匂いが立ち込めていた。

『おはよ…。』
寝起きのガラガラの声でユリに言うと
少し笑って
『おはようございます。』
と返してきた。

携帯を開いて時計を見ると
まだ8時半だった。

『もしかして二日酔いですか?』

ユリが座った俺の顔を覗き込み
そう問いかけてきた。

『あー、ちょっと。』
そういうと水と頭痛薬を手渡してきた。

『一応渡しておきますね。
仕事中痛かったら飲んでください。』


さっそくマネージャーの仕事をこなす。
マヒロさんなら確実に
呑みすぎた俺らに怒り一発殴られるとこだ。
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