p&f.

#5

『おはようございます。』

あの後ツバサも迎えに行って
5人でスタジオに入る。

『あ、なにサクラ染めた?』
入ると同時にマキさんに
頭を指される。

『そー!ユリさんに染めてもらった!』
『ユリうまいでしょ。その人に合った色に
しちゃうんだから。』

横にいたマヒロさんが
自分のことのように嬉しそうに言った。

『ユリ、今日こいつらずっと打ち合わせだから
あたしと一緒にマキさんのパシリ。』
『パシリじゃねーよ。仕事だろ。』

マヒロさんがそういうとマキさんは
すかさず突っ込んだ。


今日ユリいないんだ。

なんだか近くにいて欲しいと思った。
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