p&f.
ぐったりくるサクラの横に
ユリが座った。

手際よくサクラに薬を飲ませると
毛布を掛けていた。

『横んなっていい…?』
『いいですよ。私席移動しますね。』
『ううん、ここにいて。』
そういうとサクラは
そのままユリの膝に頭を乗せた。


『こいつユリにべったりだな。』
マキさんが声をあげて笑う。
『ほんと。ユリのこと大好きみたいね。』
マヒロさんが前の座席から乗り出して
ユリとサクラを見た。
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