p&f.
『マキさんもマヒロさんもやめてくださいよ。
そんなんじゃないってば。』
口を尖らせるユリは
幼い子のようだった。
心配そうにサクラの髪を撫でる。
ユリは人の髪を撫でるのがクセだ。
サクラに限らずタイキやツバサが
寝ているときは必ず髪をそっと撫でる。
そして静かに毛布をかけてくれるのだ。
俺もよく朝目覚めると
ユリが髪を撫でている。
ユリの手はいつも冷たくて
なんだか心地よい。
そんなんじゃないってば。』
口を尖らせるユリは
幼い子のようだった。
心配そうにサクラの髪を撫でる。
ユリは人の髪を撫でるのがクセだ。
サクラに限らずタイキやツバサが
寝ているときは必ず髪をそっと撫でる。
そして静かに毛布をかけてくれるのだ。
俺もよく朝目覚めると
ユリが髪を撫でている。
ユリの手はいつも冷たくて
なんだか心地よい。