p&f.
『めっちゃ気持ち悪い…。』

宿泊先に着き、
支配人に挨拶をし部屋へ向かう途中
サクラが俺の背中でつぶやいた。

バスから降りると
自力で歩くのもしんどそうだったので
俺がおぶってサクラを部屋まで連れて行った。

ベッドに下ろすと
そのまま布団に潜る。


『サクラ、なんかあったら携帯鳴らせ。
来てやるから。』

そう言うとサクラは目を閉じたまま頷いた。
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