二度目の初恋
2度目の初恋、初めての告白
仕事を終え、いつもの様に家まで送ってもらう為、時任さんの車に乗った。
普段なら地下の駐車場を出るとすぐに右折するのだが今日は左折した。
「時任さん?いつもの逆ですけど?」
不安げに尋ねる私に前を向いたままわかってると言って
時任さんはアクセルを踏んだ。
え?どこに行くの?家じゃないの?
車に10分も乗っているとさすがにこれは家に向かってはいないと言うことが
確定した。
だけど時任さんは無言で運転。車内に聞こえるのはラジオのナビゲーターの軽快なトークと
80年代の洋楽だった。
普段ならお互いに知っている曲が流れると自然と会話が弾んでいたのだが
今日は全くない。
・・・・気まずいし、一体どこへ行こうとしているの?
聞きたいのに聞けない空気。
何度か前を向いたまま目線だけを時任さんの方に向けるが
表情一つ変えず運転している姿に不安になる。
結局私達は一言も発しないまま目的地に着いた。
普段なら地下の駐車場を出るとすぐに右折するのだが今日は左折した。
「時任さん?いつもの逆ですけど?」
不安げに尋ねる私に前を向いたままわかってると言って
時任さんはアクセルを踏んだ。
え?どこに行くの?家じゃないの?
車に10分も乗っているとさすがにこれは家に向かってはいないと言うことが
確定した。
だけど時任さんは無言で運転。車内に聞こえるのはラジオのナビゲーターの軽快なトークと
80年代の洋楽だった。
普段ならお互いに知っている曲が流れると自然と会話が弾んでいたのだが
今日は全くない。
・・・・気まずいし、一体どこへ行こうとしているの?
聞きたいのに聞けない空気。
何度か前を向いたまま目線だけを時任さんの方に向けるが
表情一つ変えず運転している姿に不安になる。
結局私達は一言も発しないまま目的地に着いた。