二度目の初恋
2度目の初恋と初キス
そりゃそうよ。迷惑にきまってる。でももう後には引けない。
「こんなこと言われたら迷惑ですよね。だって時任さんには
片思いしている人がいるんですもんね。
亮太のことでここまで親切に協力していただきありがとうございました。
ですが・・・やっぱり今日で家政婦辞めさせてください。」
早口で捲し立てるように言い切った。
そして掴まれた肩を振り払うように思い切り頭を下げた。
私の変な返事に時任さんは一瞬きょとんとするが
「ちょ、ちょっと待って!まじ?」
「マジです。ごめんなさい」
もうショックやらパニックやらで頭はぐちゃぐちゃで
すぐにでも立ち去りたい気持ちだった。
時任さんはそんな私の両肩を再度掴むと顔を覗き込む。
「なんで謝るの?・・・俺、今めっちゃ嬉しいんだけどって言うか・・・
女の人に告白させるのは失礼だよね。両思いなのに・・・」
え?何?
今両思いって聞こえた様な・・・
「え?今なんて・・・言ったんです?」
聞き間違いではないかともう一度尋ねる。
「俺の片思いの相手は・・・円、君だよ。
好きだから亮太のことを早く忘れさせるため
家政婦の仕事を頼んだんだよ」
「こんなこと言われたら迷惑ですよね。だって時任さんには
片思いしている人がいるんですもんね。
亮太のことでここまで親切に協力していただきありがとうございました。
ですが・・・やっぱり今日で家政婦辞めさせてください。」
早口で捲し立てるように言い切った。
そして掴まれた肩を振り払うように思い切り頭を下げた。
私の変な返事に時任さんは一瞬きょとんとするが
「ちょ、ちょっと待って!まじ?」
「マジです。ごめんなさい」
もうショックやらパニックやらで頭はぐちゃぐちゃで
すぐにでも立ち去りたい気持ちだった。
時任さんはそんな私の両肩を再度掴むと顔を覗き込む。
「なんで謝るの?・・・俺、今めっちゃ嬉しいんだけどって言うか・・・
女の人に告白させるのは失礼だよね。両思いなのに・・・」
え?何?
今両思いって聞こえた様な・・・
「え?今なんて・・・言ったんです?」
聞き間違いではないかともう一度尋ねる。
「俺の片思いの相手は・・・円、君だよ。
好きだから亮太のことを早く忘れさせるため
家政婦の仕事を頼んだんだよ」