二度目の初恋
「ねーねー。KUMIKOさんのイベントってもうすぐ始るんだよね」
「ああ…」
「いつ終わるの?」
「開催期間は10日間」
「ねぇ。その会場って…あと1日だけ押さえることって出来ないかな?聡の顔で」
「はあ?お前なにする気?」
聡が露骨に眉間にしわを寄せた。
「別に特別なことをするんじゃないよ。2人が誰にも邪魔されずに会える場所を作るだけ。
勿論、聡にもいっぱい協力してもらうからね」
聡はしばらく黙っていたが諦めたのか大きく息を吐いた。
「はいはいわかったよ。どんなことすればいいの?」
「それは―」と話をしようとしたら待ったがかかる。
「いいか!俺はただでこんなことしないぞ」
「え?」
聡の顔がぐっと近づいてきた。
「正直他人の恋愛よりも今目の前にいるお節介な子との恋愛がお預け状態なんだよ。だから手伝う代わりにご褒美くれよ」
「ご、ご褒美?」
聡の口角がぐっと上がる。
「そう、ご褒美、でも今は言わない。円の作戦が成功したらご褒美もらうから…覚悟しろよ」
「ええ?!それって覚悟がいることなの?」
思わず身体を引いてしまう。
そんな私を聡はクスクス笑いながらぎゅっと抱きしめた。
「ああ…」
「いつ終わるの?」
「開催期間は10日間」
「ねぇ。その会場って…あと1日だけ押さえることって出来ないかな?聡の顔で」
「はあ?お前なにする気?」
聡が露骨に眉間にしわを寄せた。
「別に特別なことをするんじゃないよ。2人が誰にも邪魔されずに会える場所を作るだけ。
勿論、聡にもいっぱい協力してもらうからね」
聡はしばらく黙っていたが諦めたのか大きく息を吐いた。
「はいはいわかったよ。どんなことすればいいの?」
「それは―」と話をしようとしたら待ったがかかる。
「いいか!俺はただでこんなことしないぞ」
「え?」
聡の顔がぐっと近づいてきた。
「正直他人の恋愛よりも今目の前にいるお節介な子との恋愛がお預け状態なんだよ。だから手伝う代わりにご褒美くれよ」
「ご、ご褒美?」
聡の口角がぐっと上がる。
「そう、ご褒美、でも今は言わない。円の作戦が成功したらご褒美もらうから…覚悟しろよ」
「ええ?!それって覚悟がいることなの?」
思わず身体を引いてしまう。
そんな私を聡はクスクス笑いながらぎゅっと抱きしめた。